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【社長通信】成果と結果の違い

  • 執筆者の写真: 樋口 理一
    樋口 理一
  • 2014年4月23日
  • 読了時間: 1分

成果と結果の違いとかく混同されがちなこの両者。 成果となると、何を持って成果なの?と漠然としがちだ。成果とは「ある事をして得られたよい結果」で 結果とは「ある原因や行為から生じた結末」である。企業内でも明確に使い分けなければ、受け手も混乱してしまう。スピードを上げるためには、 「成果を早く出せ」ではなく、「結果を早く出せ」と言わなければならない。成果を早く出そうとすると安全に間違いなくやろうとするから スピードは落ちる。同じ組織の能力であるならば、意思決定に1ヶ月かかる会社と 1週間かかる会社とでは、1週間で結果が出て方向転換できる会社が勝つ。釈迦の言葉に“因果倶時”という言葉があるが まさに結果を出すためには、原因と結果の関係に注目し スピードを上げ、行動していくことが重要なのであろう。とにかく、企業に求められているのは結果である。

 
 
 

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