【社長通信】視・観・察
- 樋口 理一
- 2014年4月3日
- 読了時間: 2分
人物観察法として論語の「視・観・察」をある方から教えていただいた。 人というのは、本当に奥が深いものです。孔子が曰く、 一にその人の行為をよく注意して視(み)る。 二にその行為の拠って来たる原因・動機を観(み)る。 三にその人がどんな所に安らぎを求めているかを察(み)る。 この様にすれば、その人の正体はすっかり分かってしまうものだ。 どうして隠せようか」と。「視」とはその人の行動を観察することで、 いわゆる筋の通った行動をしているかどうかということ。 非常にわかりやすい部分かもしれません。「観」とはその人の行動の動機を調べることで、 その人がなぜこのような行動をしているか、を知ることが大切。 情熱的に動機・夢を語る人に魅力的な人が多いのには こういったことによるものなのかなとも思います。 「なんでそんなことしてんの?」ということですね。「察」とはその人がその行為に満足しているかどうかを知ることで、 その人の終極の目的は何だったのかを考えてみる、とということです。 「じゃあ、将来何になっていたい?」とか 「お金儲けしたあと、何がしたいの」とか世の中、視・観までで成功しているかのように 見える方は多いと思いますが、察までとなると・・・・すばらしい教えに感謝です。






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