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【社長通信】苦境時と飛躍時では戦略方向が逆

  • 執筆者の写真: 樋口 理一
    樋口 理一
  • 2014年6月4日
  • 読了時間: 2分

私どものビジネスパートナーより、毎月メールマガジンが届く。 企業経営に役に立つニュースが満載でいつもヒントをいただいている。過日のメルマガに『苦境時と飛躍時では戦略方向が逆』とあった。つまり 一、苦境に陥った時は現有体制から発想する。 一、飛躍を狙うときにはあるべき姿から考える。今を苦境と見るか、それとも飛躍を狙えるチャンスとみるかで成長戦略も大きく変わってくるという訳だ。苦境の際は、 家庭料理発想で、 「今、玉ねぎとニンジンと肉があるからカレーを作ろう」 一見、保守的な発想に思えますが、家庭料理には大きな無理もなく、 ①まずは長続きする。 ②材料のムダが少なくなれば、節約する。 ③ムリやムダの習慣がつけば、今あるもので従来には考えなかった料理を工夫する。ビジネスでも 今いる人材で、確実にできることに特化すると ムリやムダがなくなる一方、創意工夫が自然に増えて、組織が強化されると言う。一方、飛躍の際には、 事業を人から考えるよりも業務から捉え、 絵に描いた餅でも構わないからお客様に必要な業務から考え、 (もちろん、有言実行の精神が必要ですが・・・) お客様にとって必要なモノから考えると、顧客と接する組織力も飛躍すると言う。つまり苦境の際には個人の成長が求められ、 飛躍の時には、組織力の斬新が不可欠であると言う訳だ。変化が激しい世の中、経営者の判断が問われる瞬間ですね。

 
 
 

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