【社長通信】その場しのぎ症候群
- 樋口 理一
- 2014年3月10日
- 読了時間: 1分
ある方から、「その場しのぎ症候群」の話を聞かされた。簡単に言うと、目の前の仕事に追われ、または没頭し、それが あたかも本来の仕事をしている錯覚に陥り、根本の問題に手が付けられない 人達のことを言うらしい。また精神的にも、肉体的にも疲れ果てていくので、根本策にまで 考えが及ばないということだ。 つまり問題を先送りにしていることにほかならない。営業の世界でも大いにあてはまる。 ・テレアポをいっぱいこなしたことで満足してしまっている。 ・お客様を訪問しているだけで満足している。 ・お客様が話をじっくり聞いてくれただけで満足してしまっている。 ・見込み客を発掘することだけで満足してしまっている。 ・お客様の進捗を確認しても、うまい言い訳しかしない。 ・提案書を書いたことで満足してしまっている。etc他あげればきりがないが、要はすべて作業である。 まさに仕事をやった気になっているだけなのである。 その場をいかにしのいだとしても結果にはつながらない。何がなんでもその場しのぎ症候群を根絶するという強い意志が会社には 必要なのだろう。






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